脱炭素社会德赢vwin官网AC米兰

基本的な考え方

地球温暖化に伴う気候変動の影響で、猛暑や大洪水など気象災害が頻発化・激甚化が進み、私たちの生活にも大きな影響を与えています。德赢vwin官网AC米兰グループは、この世界が直面する気候変動問題を取り組むべき重要課題の一つととらえ、省エネルギー対策や太陽光発電設備の導入、再生可能エネルギー由来の電力調達など、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。

脱炭素社会の実現に向けた取り組み

德赢vwin官网AC米兰グループは、2023年10月Scope1※1およびScope2※2において2030年度までの温室効果ガス削減目標をSBTの考え方に沿って設定しました。

※1 Scope1：燃料の燃焼や工業プロセスなど事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
※2 Scope2：他社からの電気や熱、蒸気の使用による温室効果間接的な温室効果ガス排出

削減目標

2030年度までにCO₂排出量（Scope1・2）を2021年度比42% 以上削減

※ 德赢vwin官网AC米兰グループ国内拠点
※ SBT（Science Based Target）1.5℃の水準に整合

	2020年度	2021年度	2022年度	2023年度	2030年度
	実績				達成目標
Scope1	103	86	88	86	50
Scope2	5,790	5,941	3,868	2,146	3,446
Scope1+2	5,893	6,027	3,956	2,232	3,496

（単位：t-CO₂）

※ 德赢vwin官网AC米兰グループ国内拠点
※ 基準となる排出量の算定には、マーケット基準を採用

CO₂排出量削減に向けた主な取り組み

德赢vwin官网AC米兰グループの温室効果ガス排出の99％以上が電気の使用によるものです。最も多くのCO₂ を排出している電力消費に起因する排出量を削減するため、省エネルギー設備の導入や徹底した生産効率の改善で電力使用量の削減に努めるとともに、再生可能エネルギーの利用拡大を加速させています。

省エネルギー対策

各工場・オフィスにおいて継続的に省エネルギー対策を実施しています。2019年度には、グループの保有施設で使用されている蛍光灯や水銀灯3,375本を一斉に撤廃し、LED照明に入れ替えることで、消費電力を削減しました。これにより、年間約209 t- CO₂の削減につながります。

再生可能エネルギーの利用

太陽光発電においては、自社の発電設備に加えて2022年から4拠点にオンサイトPPA※モデルによる太陽光発電設備を導入しました。さらに、再生可能エネルギー由来の電力調達も計画的に進めています。現在、グループ各工場で導入している「とやま水の郷でんき」は、富山県と北陸電力德赢vwin官网AC米兰が富山県内の企業等の脱炭素化を支援するために創設した「とやま未来創生でんき」メニューの１つで、富山県が運営する水力発電所から産み出された電気を活用しています。この電気はCO₂排出量ゼロで、かつエネルギーの地産地消にもつながっています。